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FAX 022-212-1106
E-mail info@tohoku-kaido.com


















































































































































 ・旧有壁宿本陣・佐藤家 (宮城県金成町)
 ・海の道をつないだ「北前船」 (青森県青森市)
 ・羽州街道探訪会開催〜いにしえの街道へ〜 (秋田県)
 ・『宮古街道 五十集の道』刊行される (岩手県)
 ・「古の道『六十里越街道』で地域づくり」が手づくり郷土賞受賞 (山形県)
 ・みちのくの旧道を歩く (宮城県)
 ・「ふくしまけん街道交流会」発足する (福島県)

資料提供/●●●●

旧有壁宿本陣・佐藤家 (宮城県金成町)
   旧奥州街道道筋には、いくつかの本陣が残されているが、ここほど往時の様子を良く伝えている所は無いだろう。
 宮城県最北の町、金成町にあった「有壁宿(ありかべやど)」は、比較的小規模な宿場だった。
 しかし、この佐藤家を松前氏、八戸南部氏、盛岡
南部氏など、有壁以北のほとんどの大名が宿泊や休憩に使っていた。  また、大名だけでなく、幕府の巡見使(じゅんけんし)や吉田松陰などの旅人、さらには明治天皇が2度の東北巡行の際に、休憩場所として利用した。 建物は国指定史跡となっていて、長屋門、御成門、書院、上段の間などが往時のままに残されている。
 また、資料館には宿駅や本陣経営に関わる資料や、大名が宿泊した証となる関札など多くの資料が展示されている。

海の道をつないだ「北前船」 (青森県青森市)
 江戸から明治時代の初期にかけて、日本海をかけめぐったき北前船の復元に、青森市にある「みちのく北方漁船博物館」が取り組んでいる。
 北前船とは、大阪と北海道をつないだ船で、途中の瀬戸内海や日本海沿岸各地に寄港地があった。
 物資を運ぶ街道や川の舟運と密接につながっていて、北前船なくしては当時の物流はありえなかった。

 平成16年の6月から建造に取りかかっている船は
 
「千石船」で、木造の復元船としては日本最大級となる。
 作業は岩手県大船渡市などの船大工集団「気仙船匠会(けせんせんしょうかい)が行っていて、棟梁の新沼留之新さんは「今まで3艘つくったが、今回の船が一番すごい」と話している。
 長さ30m、帆の高さが28mの船が完成するのは今年の夏。完成後は海を帆走させる計画があるそうだ。

羽州街道探訪会開催〜いにしえの街道へ〜 (秋田県)
   秋田県内を通る羽州街道を歩き、残されている史跡などを訪ねる「羽州街道探訪会」が、平成16年10月23日に大舘市で行われた。
 「羽州街道探訪会」は「羽州街道地域づくり協議会」の主催で、13回目となった今年のコースは、大舘市釈迦内から青森県境の矢立峠まで。「先人たちが歩いた道」として、江戸時代の紀行家・菅江真澄の足跡をたどろうという企画だった。
 参加者は35名で、地元の歴史に詳しい方3人が案内役。釈迦内神明社から白沢一里塚、長走(ながばしり)御番所跡とめぐり、矢立峠を探訪。矢立峠では、峠の茶屋跡、藩境だった矢立杉の伐根、青森県側の峠下御番所跡、明治維新道と案内人の詳しい説明を聞きながら峠の散策を楽しみ、いにしえの街道への思いを深めた。

『宮古街道 五十集の道』刊行される (岩手県)
 岩手県盛岡市から東に向かい、太平洋に面した宮古市までの道・宮古街道を、歴史的視点から捉えた本がつくられた。
 この街道は現在の国道106号とほぼ重なるもので、太平洋で獲れた魚を盛岡城下に運ぶ道でもあったため、「五十集(いさば)の道」というタイトルが付けられている。
 
 また、魚ばかりでなく、塩や鉄も運ばれたが、標高700m以上ある区界峠を越えたり、北上山地を貫く急峻な渓谷となっている閉伊川沿いに進んだりするため、盛岡藩領でも指折りの難所が続く道であった。 内容は盛岡から宮古までの道沿いにある史跡紹介や、江戸から宮古、盛岡、秋田、酒田と旅した富岡節の芸人・繁太夫の旅日記を紹介したりしている。
 編集は特定非営利法人秋田岩手横軸連携交流会で、発行は東北地方整備局三陸国道事務所。非売品。

「古の道『六十里越街道』で地域づくり」が手づくり郷土賞受賞 (山形県)
   六十里越街道のうち、西川町と朝日村間を通っていた旧道のルート解明と復元に取り組む活動が、平成16年度「手づくり故郷賞」の地域活動部門を受賞した。
 六十里越街道は出羽三山に通う信仰の道として、また内陸と海沿いを結ぶ生活の道として、古くから利用されていた。現在の国道112号とほぼ平行するルートであったが、明治30年代に新道の開削で廃道となり、
特に西川側は藪に覆われ、たどることもできなくなっていた。 そのため両町村の住民が中心になって記録する会をつくり、旧道の復元整備につとめていた。活動は藪を払い、忘れられた存在となっていた石畳や供養塔を発見したり、探訪会を催したりした。今回の受賞はそれらの活動が評価されたものである。

みちのくの旧道を歩く (宮城県)
 仙台にある「道路資料館みちあむ」を拠点にして、宮城県などの旧街道を歩く「みちのく歴史街道研究会」の、平成16年度第2回研究会が、10月2日、笹谷街道の四方峠で開催された。
 当日の講師は「東北の街道」などの著書がある、宮城県歴史教育研究会会長の高倉淳先生。秋とはいえ、少し汗ばむような快晴のなか、40人の参加者は軽快な服装で旧道や峠歩きを楽しみ、高倉先生から笹
 
谷街道にまつわる取って置きの話や、道端の史跡の説明に耳を傾けていた。  笹谷街道は奥州街道の宮宿(宮城県蔵王町)から別れ、川崎町を通って笹谷峠を越え、山形に向かう街道だった。他にも仙台市長町を基点として川崎町で合流する道もあり、承認や出羽三山の参詣者でにぎわった街道だった。

「ふくしまけん街道交流会」発足する (福島県)
   福島県内にある街道や宿場の会、江戸文化を語る会などの人たちが、「ふくしまけん街道交流会」を立ち上げ、平成17年4月9日、福島県桑折町で発足会を開いた。当日はおよそ15団体、30人のほか、県外からも20人ほどが集まり、街道にかける思いを熱心に語り合った。
 発起人代表となった「大内結いの会」小紋の吉村徳雄さん(下郷町)は、山間に残る宿場の景観をいかに
して維持するのか、その苦労と喜びを語り、同じような想いで街道や宿場に関わる人たちとの連携や情報交換の大切さを訴えた。
 会の活動目的は街道を絡めたまちづくりネットワークの構築、情報交換、街道の復元と保存などさまざま提案されている。県単位の街道の会は東北初となるため、各方面から注目されている。


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